本記事では、JavaScriptで利用できる広告SDKを紹介します。アプリ開発者やWeb開発者の方々にとって、広告SDKは収益を上げる上で欠かせない存在です。ここではJavaScriptから利用できる広告SDKを紹介します。
皆さんのアプリ収益化に役立ててください。
MicroAd COMPASS for Apps
MicroAd COMPASS for Appsは、広告配信プラットフォームであり、以下の広告配信サービスをJavaScriptで表示できます。
- ADPRESSO
- AMoAd
- Zucks Ad Network
- i-mobile
海外配信にも対応しているので、世界中に配信しているアプリの収益化に貢献します。
Ad Generation
静止画のバナーやネイティブ(インフィード)、インバナー動画、ネイティブ動画、動画リワード、インタースティシャルなど、様々な広告形態に対応しています。
Ad Generationが提供するパブリッシャーはもちろん、独自に契約した広告も一緒に配信できます。
nend
nendは以下の広告フォーマットに対応しています。
- バナー広告
- アイコン広告
- インタースティシャル広告
- ネイティブ広告
- フルボード広告
- 動画広告
広告の種類が多いので、アプリの使い方に応じた配信フォーマットが選択できます。
nend - 効率的なプロモーションとマネタイズをスマートフォン広告で
i-mobile Ad Network
ネイティブ広告、ネイティブワイド広告、レクタングル&バナー、アウトストリーム動画などに対応しています。ネイティブ広告を使えばアプリ内のコンテンツに合わせた自由度の高い形での掲載が可能です。
アプリ広告でよく見られるので、在庫は豊富にあるようです。せっかくタグを入れても広告が表示されないのは勿体ないので、在庫の豊富さはとても大事な要素になるでしょう。
GMOSSP
JavaScriptタグを埋め込むだけで使えます。GMOSSPで対応している全ての広告サービスが使える訳ではなく、一部に限定されるようです。
GMO独自の広告の他、nendやInMobiの広告なども表示できるので、GMOSSPのタグだけで幅広く使えるのが魅力です。
GMOSSP|Header Bidding対応、メディア様向け収益最大化プラットフォーム
fluct
JavaScriptタグを埋め込むだけで利用できます。バナー、インフィード、インタースティシャル、テキスト、動画、レコメンドといった広告に対応しています(Monacaですべて利用できるかは不明です)。
Mobile Ads SDK
GoogleのMobile Ads SDKは、Googleが提供する広告SDKです。このSDKを利用すると、アプリ内に広告を表示することができます。また、広告の種類も豊富で、バナー広告やインタースティシャル広告、動画広告などに対応しています。
Mobile Ads SDKはJavaScriptには対応していないため、利用する際には https://github.com/floatinghotpot/cordova-admob-pro を利用して表示します。
Mobile Ads SDK | Google Developers
まとめ
今回紹介した広告配信サービスではJavaScriptには対応しているものの、MonacaやCordovaアプリでは表示されない可能性もあるため、SDKの対応状況やCordovaプラグインの有無も確認しましょう。
広告は年々リッチになり、現在は動画やゲームのようなインタラクティブ性をもったものが流行です。ぜひ広告機能を導入し、アプリの収益化につなげてください。