11月17日、大阪のバルテス社にて初のMonaca UG OSAKAが開催されました。今回はLT大会が行われ、全員で5人の方々に登壇いただきました。こちらはそのレポート記事になります。

神戸デジタルラボ 岡さん

神戸デジタルラボの岡さんからは、セキュリティ周りのお話がありました。ソニーDNAやアシアル社と合同で行ったセミナー「今すぐ実践!ハイブリッドアプリ開発とセキュアプログラミング」の短縮版です。

これまでの開発契約は過失が発生した際に受注金額を上限として保証する形でしたが、重過失についてはそれを超えた損害賠償が求められるようになってきたそうです。
また最近ではWebサイトに限らずアプリに対しても攻撃を行うケースが出てきているとのことです。

ニフクラ mobile backend 中津川さん

ニフクラ mobile backend はアプリ開発時に必要となるバックエンド(サーバサイド)の仕組みを提供するサービスになります。データベース、ファイルストレージ、プッシュ通知、会員管理といった機能が提供されています。Monacaにももちろん対応しています。

そんなニフクラ mobile backendの機能を一通り試せるキッチンシンクアプリが、オープンソースでGitHub上に公開されているそうです。簡単なTodoであったり、写真の保存、位置情報検索機能などを試すことができます。コードはOnsen UI + jQueryで作られているので、読み進めるのは難しくないでしょう、とのことでした。

Yahoo! Japan 鈴木 鉄兵さん

鈴木さんは、Code for OSAKAの実行委員をされています。Code for ~ は、コードの力で地域社会を良くしていく「CivicTech」活動を推進している団体です。その団体が年に一回開催しているイベント、Code for Japan Summitが9月に行われました。その中で鈴木さんは専門学校の先生と一緒にMonacaを使ったワークショップを開催されたそうです。

当日は、まずプログラミングの基礎を解説して、簡単なデモアプリを動かしてみたそうです。その後、オープンデータを活用したアプリを開発するアイディアソンとハッカソンを実施されました。たった90分間で全チーム開発とプレゼンまで行うことができたそうで、Monacaの生産性は素晴らしいと絶賛されていました。

スタジオキャンビー 神戸さん

スタジオキャンビーさんの開発事例として工具のカタログや美容室の予約アプリなどが紹介されました。Web版とアプリ版を両方リリースすることが多いのだそうです。MonacaはWebアプリの感覚で開発できるので、iOS/AndroidだけでなくWebまで含めて対応できるのが強みだと言います。

最近はVue + Vuetifyを使って開発することが多いそうです。以前はAngular + Onsen UIだったそうですが、Angularのバージョンアップなどによって切り替えを決定されたのだとか。

神戸さんは以下のように語っていました。
「Onsen UIは良いフレームワークなのですが、モバイルに特化している分、サポート対象のブラウザが限られているのがネックになってしまっています。Web版、アプリ版を同時リリースする際にはサポート範囲が広いVuetifyを選択しています。Vuetifyは日付ピッカーなどのコンポーネントが充実しているのでおすすめです。ただしOnsen UIのようにモバイルに特化したアニメーションであったり、iOS/Androidの自動表示切り替えといった機能はありません。」

アシアル 岡本さん

岡本さんはMonaca Educationという、Monacaを教育機関に広める活動をされています。

現在は600校を超える教育機関でMonacaが利用されています。小学校ではビジュアルプログラミング言語を使ってプログラミングの基礎教育を行っていますが、その次のステップではプログラミングによる課題解決が必要となるそうです。そのため、Monacaのような自由度が高く発展的なアプリを作ることのできるツールが採用されるのだそうです。


この後、同会場にて懇親会が行われました。たくさんの方々に参加いただき、プログラミングからビジネスまで幅広く話が弾んでいました。

Monaca UG OSAKA #2は今後も繰り返し開催されていきます。また、東京と大阪以外でもUGの立ち上げを企画していますので、興味のある方はMonaca UG – connpassMonaca UGのFacebookグループへぜひ参加してください!