Monaca はCordova9.0のサポートを開始しました。
この対応により、Android 9.0 Pie への対応やSwift 5 で作成されたプラグインがMonacaにて利用できるようになりました。
また、新規作成するプロジェクトは、6月27日(木)から Cordova 9.0対応のものとして作成されます。
Android 更新内容
- Cordova Android プラットフォーム: 「8.0.0」 にアップデート ( APIレベル28 )
- Gradleバージョン: 「4.10.3」 にアップデート
iOS 更新内容
- Cordova iOS プラットフォーム: 「5.0.1」 にアップデート
- Xcode: 「10.1」 「10.2」 「10.2.1」 からバージョンを選択可能
プラグインの更新内容
Cordova9 から一部のプラグインが非推奨・廃止となりました。
非推奨・廃止の対象プラグインは、Cordova9の新規プロジェクトでは選択できません。
Cordova9 からの変更内容の詳細については、Monaca Docsをご確認ください。
プロジェクトのアップグレード方法
プロジェクトのアップグレードは、次の手順で行います。
- アップグレードをする対象のプロジェクトを開く
- ヘッダーメニューの「設定」をクリック
- 「Cordovaプラグインの管理」をクリック
- 下の図の「9.0.0 にアップグレード」をクリック
その他の注意事項
個人向けプランの利用可能Cordovaバージョン
個人向けプラン(Free/Proプラン)では、最新2バージョン(Cordova 9.0, 7.1)までがご利用いただけます。
旧バージョン(Cordova6.5 以下)のままプロジェクトをご利用される場合は、Businessプラン以上へのアップグレードをお願いします。
プロジェクトのダウングレード
アップグレードしたプロジェクトは、以前のバージョンにダウングレードできません。
アップグレード時に自動で以前のバージョンのバックアッププロジェクトが作成されますので、そちらをご利用ください。
ストア版デバッガーでの警告
Cordova 9.0 に対応したMonacaデバッガーはバージョン 9.x.x となります。
デバッガーが搭載するCordovaバージョンと対象プロジェクトのCordovaバージョンが異なる場合、正しくアプリケーションが動作しない可能性があります。Cordova旧バージョンのプロジェクトをデバッグする場合はカスタムビルドデバッガーをご利用ください。