前回は、MonacaクラウドIDEのメニューからMonacaプロジェクトに設定が行われる項目について、Androidアプリ設定の説明を行いました。今回は、iOSアプリ設定について説明していきたいと思います。

今回の説明の対象は、Cordova 13用のMonacaプロジェクトになります。

iOSアプリ設定

iOSアプリ設定画面からMonacaプロジェクトに設定を行う項目は、以下になります。設定は、Monacaプロジェクトのconfig.xmlに設定されます。

  • アプリケーション情報
    • アプリケーション名
    • App ID
    • バージョン
    • バンドルバージョン
    • 対応言語
  • 対象デバイス
  • アイコン
  • App Store用アイコン
  • スプラッシュスクリーン
    • スプラッシュ画像の消去方法
    • スプラッシュ画像をフェードアウト
    • スプラッシュにスピナーを表示
  • その他
    • 許可する外部URL
    • オーバースクロールを無効
    • 画面の向き

アプリケーション情報

アプリケーション名

アプリケーション名に設定された値は、nameディレクティブの値として設定されます。

  • 例:<name>Minimum Template</name>

App ID

App IDに設定された値は、widgetディレクティブのid属性の値として設定されます。

  • 例:<widget id="com.example.helloworld">

バージョン

バージョンに設定された値は、widgetディレクティブのversion属性の値として設定されます。

  • 例:<widget version="1.0.0">

バンドルバージョン

バンドルバージョンに設定された値は、widgetディレクティブのandroid-versionCode属性の値として設定されます。バンドルバージョンを設定する場合は、バンドルバージョンを指定にチェックを付けます。

  • 例:<widget ios-CFBundleVersion="1.0.1">

対応言語

対応言語に設定された値は、config-fileディレクティブの子要素にあるstring属性の値して設定されます。

  • 例:
  • <platform name="ios">
     <config-file platform="ios" parent="CFBundleLocalizations" target="*-Info.plist">
      <array>
       <string>ja</string>
      </array>
     </config-file>
    </platform>

config-fileディレクティブでは、以下の属性が設定されます。

  • platform属性の値には、iosが設定されます。
  • parent属性の値には、CFBundleLocalizationsが設定されます。
  • target属性の値には、*-Info.plistが設定されます。

対象デバイス

対象デバイスの設定は、preferenceディレクティブのvalue属性の値して設定されます。name属性の値には、target-deviceが設定されます。

  • 例:
    <preference name="target-device" value="handset"/>

アイコン

Cordova 13以降の アイコンの設定では、1024×1024ピクセルのPNG画像を指定することで、アプリのアイコンサイズをすべて自動的に生成されるようになりました。

  • 例:
    <platform name="ios">
     <icon src="/res/ios/icon/icon-1024.png"/>
    </platform>

スプラッシュスクリーン

スプラッシュスクリーンの設定は、preferenceディレクティブのsrc属性の値として、スプラッシュスクリーン画像のファイルパスが設定されます。次に、width属性とheight属性の値して、スプラッシュスクリーンのサイズが設定されます。

  • 例(オートスクリーンモード):
    <platform name="ios">
     <splash src="/res/ios/screen/Default@2x~universal~anyany.png"/>
    </platform>

スプラッシュ画像の消去方法

スプラッシュ画像の消去方法の設定は、preferenceディレクティブのvalue属性の値して設定されます。name属性の値には、AutoHideSplashScreenが設定されます。

  • 例:
    <preference name="AutoHideSplashScreen" value="true"/>

スプラッシュ画像をフェードアウト

スプラッシュ画像をフェードアウトの設定は、preferenceディレクティブのvalue属性の値して設定されます。name属性の値には、FadeSplashScreenが設定されます。

  • 例:
    <preference name="FadeSplashScreen" value="true"/>

スプラッシュにスピナーを表示

スプラッシュにスピナーを表示の設定は、preferenceディレクティブのvalue属性の値して設定されます。name属性の値には、ShowSplashScreenSpinnerが設定されます。

  • 例:
    <preference name="ShowSplashScreenSpinner" value="false"/>

その他

許可する外部URL

許可する外部URLの設定は、accessディレクティブのorigin属性の値して設定されます。

  • 例:
    <access origin="monaca.io"/>

オーバースクロールを無効

オーバースクロールを無効の設定は、preferenceディレクティブのvalue属性の値して設定されます。name属性の値には、DisallowOverscrollが設定されます。

  • 例:
    <preference name="DisallowOverscroll" value="true"/>

画面の向き

画面の向きの設定は、preferenceディレクティブのvalue属性の値して設定されます。name属性の値には、Orientationが設定されます。

  • 例:
    <platform name="ios">
     <preference name="orientation" value="portrait"/>
    </platform>

おわりに

今回は、iOSアプリ設定画面からMonacaプロジェクトに設定を行う項目について説明しました。今回説明したconfig.xmlの設定も、Monaca独自の設定ではなく、Cordovaが提供している設定になります。今回紹介した設定については、以下もあわせて確認してみてください。

次回は、PWAアプリ設定画面からMonacaプロジェクトに設定を行う項目について説明していきたいと思います。