前回は、Monacaプロジェクトを理解するために、トランスパイルが必要なプロジェクトの設定や注意点について説明しました。今回からは、MonacaクラウドIDEのメニューからMonacaプロジェクトに設定が行われる項目について説明していきたいと思います。
今回の説明の対象は、Cordova 13用のMonacaプロジェクトになります。
メニュー項目一覧
この記事の公開時点でのMonacaクラウドIDEのメニューからMonacaプロジェクトに設定が行われる項目は、以下になります。
- 設定
- Androidアプリ設定
- iOSアプリ設定
- PWAアプリ設定
- Windowsアプリ設定
- Cordovaプラグインの管理
- JS/CSSコンポーネントの追加と削除
- 外部サービス連携
- プロジェクト
- バージョン管理設定
- ビルド
- ビルド環境の設定
以降、設定メニューから順に説明を行っていきたいと思います。今回は、Androidアプリ設定について説明します。
Androidアプリ設定
Androidアプリ設定画面からMonacaプロジェクトに設定を行う項目は、以下になります。設定は、Monacaプロジェクトのconfig.xmlに設定されます。
- アプリケーション情報
- アプリケーション名
- パッケージ名
- バージョン
- バージョンコード
- ターゲットSDKバージョン
- フルスクリーン
- アイコン
- スプラッシュスクリーン
- スプラッシュ画面の背景色
- 表示時間
- その他
- 許可する外部URL
- バックグラウンド時もアプリを常に実行
- オーバースクロールを禁止
- 画面の向き
アプリケーション情報
アプリケーション名
アプリケーション名に設定された値は、nameディレクティブの値として設定されます。
- 例:
<name>Minimum Template</name>
パッケージ名
パッケージ名に設定された値は、widgetディレクティブのid属性の値として設定されます。
- 例:
<widget id="com.example.helloworld">
バージョン
バージョンに設定された値は、widgetディレクティブのversion属性の値として設定されます。
- 例:
<widget version="1.0.0">
バージョンコード
バージョンコードに設定された値は、widgetディレクティブのandroid-versionCode属性の値として設定されます。
- 例:
<widget android-versionCode="101"> - バージョンコードを設定する場合は、バージョンコードを指定にチェックを付けます。
ターゲットSDKバージョン
ターゲットSDKバージョンに設定された値は、preferenceディレクティブのvalue属性の値して設定されます。name属性の値には、android-targetSdkVersionが設定されます。
- 例:
<preference name="android-targetSdkVersion" value="36"/>
フルスクリーン
タフルスクリーン:の設定は、preferenceディレクティブのvalue属性の値して設定されます。name属性の値には、Fullscreenが設定されます。
- 例:
<preference name="Fullscreen" value="false"/>
アイコン
アイコンの設定は、iconディレクティブのsrc属性の値として、アイコン画像のファイルパスが設定されます。次に、density属性の値して、アイコンの解像度タイプが設定されます。
- 例:
<platform name="android">
<icon src="/res/android/icon/ldpi.png" density="ldpi"/>
<icon src="/res/android/icon/mdpi.png" density="mdpi"/>
<icon src="/res/android/icon/hdpi.png" density="hdpi"/>
<icon src="/res/android/icon/xhdpi.png" density="xhdpi"/>
<icon src="/res/android/icon/xxhdpi.png" density="xxhdpi"/>
<icon src="/res/android/icon/xxxhdpi.png" density="xxxhdpi"/>
</platform>
スプラッシュスクリーン
スプラッシュスクリーンの設定は、preferenceディレクティブのvalue属性の値して、スプラッシュスクリーン画像のファイルパスが設定されます。name属性の値には、AndroidWindowSplashScreenAnimatedIconが設定されます。
- 例:
<platform name="android">
<preference name="AndroidWindowSplashScreenAnimatedIcon" value="res/android/screen/window_splashscreen_icon.png"/>
</platform>
スプラッシュ画面の背景色
スプラッシュ画面の背景色の設定は、preferenceディレクティブのvalue属性の値して設定されます。name属性の値には、AndroidWindowSplashScreenBackgroundが設定されます。
- 例:
<platform name="android">
<preference name="AndroidWindowSplashScreenBackground" value="#ffffff"/>
</platform>
表示時間
表示時間の設定は、preferenceディレクティブのvalue属性の値して設定されます。name属性の値には、SplashScreenDelayが設定されます。
- 例:
<preference name="SplashScreenDelay" value="1000"/>
その他
許可する外部URL
許可する外部URLの設定は、accessディレクティブのorigin属性の値して設定されます。
- 例:
<access origin="https://monaca.io">
バックグラウンド時もアプリを常に実行
バックグラウンド時もアプリを常に実行の設定は、preferenceディレクティブのvalue属性の値して設定されます。name属性の値には、KeepRunningが設定されます。
- 例:
<preference name="KeepRunning" value="true"/>
オーバースクロールを禁止
オーバースクロールを禁止の設定は、preferenceディレクティブのvalue属性の値して設定されます。name属性の値には、DisallowOverscrollが設定されます。
- 例:
<preference name="DisallowOverscroll" value="true"/>
画面の向き
画面の向きの設定は、preferenceディレクティブのvalue属性の値して設定されます。name属性の値には、Orientationが設定されます。
- 例:
<preference name="Orientation" value="portrait"/>
おわりに
今回は、Androidアプリ設定画面からMonacaプロジェクトに設定を行う項目について説明しました。今回説明したconfig.xmlの設定は、Monaca独自の設定ではなく、Cordovaが提供している設定になります。今回紹介した設定については、以下もあわせて確認してみてください。
次回は、iOSアプリ設定画面からMonacaプロジェクトに設定を行う項目について説明していきたいと思います。
