Onsen UI用のReactコンポーネントをリリースしました。こちらをご覧ください

前回のブログ記事で、Onsen UI 2.0 用のReact 機能拡張をアナウンスしました。これはOnsen UIのカスタムエレメントをReactコンポーネントの中で利用できるものです。

こちらの記事ではより複雑なコンポーネントをどう使うかについて紹介します。現在、この機能拡張は開発中なので、ぜひフィードバックをお願いします。それがよりよいAPIや問題の解決につながるはずです。

機能拡張の使い方

このコンポーネントは npm 上で react-onsenui として提供しています。利用する場合には同じくnpmで配信されているOnsen UIやコアライブラリ、Reactも読み込む必要があります。

プロジェクトへの追加方法は以下のようにコマンドを実行します。

ライブラリの読み込み方についてですが、browserifyが好きな方はGitHub上の こちらのリポジトリ を見てください。これはbrowserifyを使ってライブラリを読み込み、かつBabelを使ってES6とJSXをブラウザ向けに変換しています。

もう一つは <script> タグを使った方法です。この方法で大事なのは関連するすべてのライブラリを正しい順番で読み込むことです。react-onsenui.jsはReactとOnsen UIライブラリ、そしてこの2つに依存するライブラリを読み込んだ後で読み込む必要があります。

セットアップしたら、コンポーネントは以下のように簡単に使えます。

ではここからは NavigatorTabbar を使った高度なナビゲーションの追加方法を紹介します。

Now we will take a look at how to add advanced navigation using the Navigator and Tabbar components.

Navigator

Onsen UIを使ったことがある方であれば <ons-navigator> というタグを知っているでしょう。これはスタックベースのナビゲーション機能を提供します。pushPage()popPage() メソッドを使ってビューの切り替えができます。

従来、pushPage() を実行する前に <ons-template> を使ってページコンテンツを用意しなければなりませんでした。しかし Reactではテンプレートを使いませんので、このAPIを公開する意味がありません。代わりにReact Nativeで使われているNavigator コンポーネントに注目しました。これは強力なAPIがあり、自由にページのスタックが管理できるようになっています。

このコンポーネントには pushPage(route) と呼ばれるメソッドがあり、 route オブジェクトを内部のスタックに追加します。routeオブジェクトは何でも構いません。 route オブジェクトを描画するNavigatorは レンダリングされたビューを返す renderPage 関数が必要です。この関数は Page コンポーネントの中にレンダリングする情報を返す必要があります。

デモ

メソッド

コンポーネントにはページのスタックを管理するための幾つかのメソッドがあります。

  • pushPage(route, options)route オブジェクトをスタックへプッシュし、画面遷移のアニメーションイベントを発生させます。options はアニメーションの制御に使います。
  • popPage(options)route オブジェクトをスタックの最上位から省きます。そして前のビューに遷移します。
  • resetPage(route, options) – スタックを単独のルーティングにリセットします。
  • resetPageStack(routes, options) – スタックを配列のルーティングにリセットします。

プロパティ

  • initialRoute – スタックの中の最初の route を定義します。
  • initialRoutes – ルーティングとともにナビゲーションを初期化します。
  • renderPage – 二つの引数を持った関数です。

コンポーネントは initialRoute または initialRoutes を使ってスタックを初期化する必要があります。さらに renderPage もルートオブジェクトのレンダリングに必要です。

使い方

以下はサンプルコードです。今回の例では renderPage はインラインページを返していますが、コンポーネントを作成して返すようにもできます。

タブバー

Onsen UIはページナビゲーションに使えるコンポーネントを複数用意しています。 <ons-navigator> に加えて、タブベースのナビゲーションを提供する <ons-tabbar> があります。<ons-tabbar><ons-template>と合わせて使うようになっていましたが、これもまたReactに合わせてテンプレートに依存しない形にしました。

Navigatorと同様に、こちらも関数を作る必要があります。それは renderTabs というもので、以下のような構造になっています。

このコンポーネントは以下のような構造をもったオブジェクトを配列で返す必要があります。

デモ

メソッド

タブバーコンポーネントはアクティブなタブを変えたり、現在アクティブになっているタブのインデックスを取得するといったメソッドが用意されています。

  • setActiveTab(index, options) – アクティブなタブを index に変更します。options は遷移するアニメーションを指定します。
  • getActiveTabIndex() – アクティブなタブのインデックスを返します。

プロパティ

  • initialIndex – 最初に開くタブを指定します。
  • renderTabs – タブとそこに含まれるコンテンツを配列で返します。

使い方

コンポーネントの組み合わせについて

複雑な画面構成のアプリではタブとスタックベースのナビゲーションが結合していることがあります。例えば一つのタブの中だけでナビゲーションしたり、ページの中でタブバーを使いたいと言ったケースです。

ナビゲーションおよびタブバーコンポーネントは組み合わせて使えるようになっていますので、複雑なナビゲーションも問題ありません。次のデモではタブバーの最初のページでナビゲーションを使えるようにしています。そしてタブバーに対してページをプッシュし、ナビゲーションしています。

これはナビゲーターの中にタブバーを配置することで簡単に実現できます。

デモ

コード

デモコードは少し長いですがシンプルなものです。

まとめ

皆さんがぜひこのReact拡張を使ってくれることを期待しています。また、最初に書いた通りこのインタフェースに関するフィードバックをお待ちします。コメントや感じたところをフォーラムに書き込んでください。

もしあなたが Angular 2 の開発者であれば、今開発中のAngular 2向けのコンポーネントをお待ちください。もうすぐ見せられるはずです。

もしOnsen UIが気に入ったならば、GitHub上でスターをお願いします!