AndroidのターゲットAPIレベル要件の更新

Google Playは、アプリのセキュリティを向上させるために、AndroidのターゲットAPIレベルについての要件を更新しました。

この更新によって、既にストア上に配信されているアプリについても、Googleが決めたターゲットAPIレベルの要件を満たす必要がでてきます。

具体的には、最新バージョンのAndroid OSを利用しているユーザーにアプリをインストールしてもらう場合は、Android の最新メジャー バージョンから 2 年以内にリリースされた 「API レベル」をアプリに指定する必要があります。

これより古いAPIレベルを指定していた場合は、最新バージョンの Android OSを搭載したデバイス上のGoogle Playストアで、アプリがインストールできなくなります。

このGoogle Play ポリシーは、2022年11月1日より適用されます。

次の表のとおり、2022年11月1日時点では、Android11(APIレベル30)を対象とすることが必要となります。

Android 12 (APIレベル31)への対応について

Google Play ストアへ新規に登録するアプリやアプリ更新については、今後、Android12 (APIレベル31) への対応が必要となります。

新規でGoogle Play ストアに登録するアプリは、2022年8月1日までに対応。

更新が必要となるアプリは、2022年11月1日までに対応が求められています。

MonacaでのAPIレベル設定方法

MonacaでAPIレベルを変更する場合は、プロジェクトをCordova11にアップグレード後、「Androidプラットフォームバージョンの更新」と「ターゲットSDKバージョンの設定」が必要となります。

設定方法については、こちらの記事をご確認ください。