いつもMonacaをご利用いただき、ありがとうございます。
今年もあと残すところ2ヶ月ほどとなりましたが、MonacaではCordova10の提供をはじめとして、4つの機能のリリースを予定していますので、お知らせいたします。

Cordova10 のサポート開始

Cordovaの最新バージョンである「Cordova10」の提供を年内目処に開始します。
また、現在提供中のバージョンである「Cordova9」のプロジェクトを「Cordova10」に更新する機能もあわせて提供します。更新機能では、Cordova10からWKWebViewが標準搭載されるため、Cordova9のプロジェクトで「WKWebViewプラグイン」を利用していた場合には、自動的にプラグインを削除します。

Cordova10では、下記のCordovaプラットフォームのバージョンをサポートいたします。

  • Androidプラットフォーム 9.0.0
    (https://github.com/apache/cordova-android)
  • iOSプラットフォーム 6.1.1
    (https://github.com/apache/cordova-ios)

※ Cordova10からは、iOSで利用されるWebViewについて、従来の「UIWebView」から「WKWebView」に更新されました。Cordova10のプロジェクトでは、UIWebViewを利用できなくなりましたので、ご注意ください。

WKWebViewに関する変更点は、 こちらのページの[WKWebViewの注意点] をご確認ください。

Android App Bundleに対応

これまでは、Androidビルドファイルの形式は「APK」のみのでしたが、リリースビルドについては、「ビルド環境の設定」画面から「AAB」を選択することで、「AAB(Android App Bundle)」形式でAndroidアプリを出力できるようになります。

AAB形式については、こちらをご確認ください。

Xcode12の提供開始

Xcdoe12を「ビルド環境の設定」画面から選択できるようになります。
また、Xcode12は、Cordova10のプロジェクトを対象に提供予定です。

Monacaデバッガー(ストア版)がWKWebViewに対応

Appleが利用をすすめている WKWebView に Monacaデバッガー(ストア版)が対応します。
現在のMonacaデバッガーは、UIWebViewを搭載しています。
WKWebViewに対応後は、Monacaデバッガーでは UIWebView はご利用いただけません。

引き続き UIWebview をご利用する場合は、Cordova9プロジェクトにて、カスタムビルド版のMonacaデバッガーをご利用ください。